ヤクルト・小沢 目指す“便利屋”卒業 ５０試合登板目標「中継ぎでと言われれば抑えを」
ヤクルト・小沢怜史投手（２６）が１８日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２２００万増の５２００万円でサイン。先発、中継ぎ、守護神と経験した今季の経験を生かし、来季は便利屋卒業を目指してフル回転を誓った。（金額は推定） チーム事情に理解を示しつつも、強い覚悟を言葉にした。「先発をやれと言われたら、先発をやります。中継ぎでと言われれば、それはやっぱり抑えを目指したい」。プロ初セーブを含む１１セーブを記録した今季からさらなる成長を示したい。 さまざまな役割を経験したことによって引き出しが増え、「出力を上げることが大事」と実感。今オフは球速アップを目指し、ジャンプ系などの瞬発トレーニングを取り入れている。目標には５０試合登板を掲げ、「１年間同じポジションで投げきりたい」と小沢。熾烈（しれつ）な守護神争いを制し、九回のマウンドを守り抜く。
