「京の美野菜を味わう和のアフタヌーンティーセット」

◆ザ・プリンス 京都宝ヶ池 　1986年秋、京都の洛北に開業した「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」の日本庭園に建つ「茶寮」は、名建築家・村野藤吾氏の意匠による数寄屋造りの別棟だ。今回そんな特別な空間ではじめてアフタヌーンティーが提供されることとなり、多くの人が関心を寄せている。 　そのアフタヌーンティーとは、旬の野菜など冬においしくなる京都の食材を選び、「日本料理宝ヶ池」料理長の後藤孝宏氏と、パティシエ須田悦夫氏のコラボレーションによって誕生した「京の美野菜を味わう和のアフタヌーンティーセット」だ。 　スイーツは、お重の引き出しに美しく並べられて登場。赤紫蘇、山椒、白味噌、お茶など京都らしい和の食材を活かし、パティシエ須田悦夫氏が奥深い味わいに仕上げた、見目麗しい品々が並ぶ。 　そして、味の要素と美しい盛り付けのための彩り、和食の“五味五色”を大切にしたというセイボリーは、海老芋、蕪、九条葱などの冬野菜、京都産の野菜を使用した滋味あふれる逸品揃いだ。 　数あるメニューの中で、注目したいのが「絶品玉子サンド」。京小麦「せときらら」を使用した人気のホテルメイドの生食パンと、「日本料理 宝ヶ池」のジューシーなだし巻きをサンド。同ホテルオリジナルの味を組み合わせ、さらに西京味噌を合わせたマヨネーズがアクセントとなったひと品だ。 　静寂に包まれ、凛とした絶景空間「茶寮」で、冬の味わいを散りばめた一品一品が満喫できる、この貴重な機会を見逃さないで。 ザ・プリンス 京都宝ヶ池 所在地　京都市左京区岩倉幡枝町1092-2 電話番号　075-712-1144(レストラン予約係 10:00～17:30)