期日前投票はブラックボックスで不正し放題? 各選管で厳重な対策【ファクトチェック】
不正選挙に関する言説
今回の言説には「不正選挙といえばムサシ」という言及もある。「ムサシ」とは投開票に関する機器の大手メーカーで、不正選挙に関与しているという言説が選挙のたびに拡散する。JFCはすでにこのような言説へのファクトチェック記事も出している。 開票機器大手「ムサシ」の筆頭株主は安倍晋三氏で票を操作? 選挙のたびに拡散する誤情報【ファクトチェック】(関連記事でご覧ください)
判定
「期日前投票はブラックボックスで不正し放題」は、誤り。投票箱は夜間は複数の錠をかけて封印し、複数職員で厳重に保管するなどの対策が取られている。
あとがき
選挙時には、政党や立候補者のほか選挙制度やメディアの報道に対する偽・誤情報が拡散します。選挙そのものの信頼性を損なうような言説は、民主主義そのものを傷つけるものでもあります。JFCの選挙に関する様々な偽・誤情報の検証記事や信頼できる情報源について解説記事を参考にしてください。 総選挙の出口調査でメディアは老人だけを選ぶ? サンプル調査のため全員には聞かない【ファクトチェック】 総選挙で拡散した/する偽・誤情報への「情報のワクチン」【解説】(関連記事でご覧ください) 検証:宮本聖二 編集:藤森かもめ、野上英文、古田大輔 判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。