昨年度は過去最多の120万人が参加 「あいち総ぐるみシェイクアウト訓練」今年度の参加者募集
愛知県は、毎年実施している「シェイクアウト訓練」について、今年も参加者の募集を開始しました。 この訓練は、防災意識の向上や、とっさの時に身を守る行動が取れるように意識付けすることを目的として行われているもので、愛知県では2013年度から実施。初年度は26万人ほどだった参加者は年々増加し、昨年は過去最多の120万人が参加しています。「シェイクアウト訓練」の認定事務を行っている日本シェイクアウト提唱会議によると、都道府県別の参加者数は、2020年度以降は愛知県が1番多いということです。
県の担当者も「参加者の増加は訓練が普及している証。地震に対する意識が向上している」と手応えを示していて、今年度からは、より多くの県民に参加してほしいという思いから「あいち総ぐるみシェイクアウト訓練」に名称を変更するということです。 訓練は、防災の日である9月1日の正午の時報を合図に「しせいをひくく」「あたまをまもり」「じっとする」行動を約1分間行います。9月1日の参加が難しい場合は、独自に設定した日時で実施することも可能ということです。 申込みサイトもしくはFAXで参加を受け付けていて、締切りは8月31日となっています。 愛知県の大村知事も1日の定例会見で参加者の募集を呼びかけ、「100万人超えたので次は200万人を目指したい」と意気込みを述べました。