津田健次郎らが日本語吹替版を担当、異常なほどの愛と執着に翻弄されるサイコスリラー「キリング・カインド ~危険な関係~」
アイルランドのベストセラー作家ジェーン・ケーシーの『The Killing Kind(原題)』をドラマ化したサイコスリラー「キリング・カインド ~危険な関係~」(全6話)。オンライン動画配信サービス「Hulu」では、日本初上陸となる本作を7月13日より全話一挙独占配信スタート。そこで本記事では、手に汗握る展開が描かれる本作のあらすじやキャスト陣を紹介していく。 【動画】エマ・アップルトン“イングリッド・ルイス”に執拗につきまとうコリン・モーガン“ジョン・ウェブスター” ■「宿命の系譜 さまよえる魂」のコリン・モーガンが謎多き男・ジョンを熱演 本作の主人公は、法廷弁護士のイングリッド・ルイス。元恋人からストーカー行為で訴えられた実業家ジョン・ウェブスターの弁護したことをきっかけに、彼女はジョンと親密な関係となる。しかし婚約者のいるイングリッドが彼との関係を終わらせようとすると、ジョンは彼女につきまとうように…。やがてジョンからの接触は途絶えるが、イングリッドが人生を立て直そうとしていた矢先、同僚が車にはねられて亡くなってしまう。自分を狙った殺人だと確信するイングリッドに再び接近してくるジョン。その不穏な言動に翻弄されながら、イングリッドは事件の真相を探ろうとする――。 謎の多い男・ジョンを演じるのは、TVドラマ「魔術師マーリン」や映画「ダブリンの時計職人」などに出演するコリン・モーガンだ。新人舞台俳優としてロンドンで注目を集めると、TVドラマや映画にも多数出演。TVドラマ「宿命の系譜 さまよえる魂」では主演を務めあげた。そんなコリンが演じるジョンは、敵なのか味方なのか…。真意が読めない不穏な言動でイングリッドを翻弄していく。 そして主人公・イングリッドを演じるのは、TVドラマ「ミレニアル・ガールズ~ロンドン無計画ライフ~」のマギー役を務めたエマ・アップルトンだ。等身大の20代女性の赤裸々な日常を演じたマギー役から一転、本作では自分を狙う謎の犯人に立ち向かう法廷弁護士を演じるエマ。ジョンに翻弄されながらも真相を追い求めようと奔走する彼女の迫真の演技に注目だ。 さらに、イングリッドの恋人マーク役を「警視ファン・デル・ファルク アムステルダムの事件簿」のエリオット・バーンズ=ウォーレルが、イングリッドの親友・スザンヌ役をオリヴィア・ドリマが、事件を追うナッシュ刑事役を「弔い写真家の事件アルバム」のカー・ローガンが演じる。 ■津田健次郎、小松未可子、伊藤健太郎ら豪華声優陣が吹替を担当 本作では、日本語吹替版キャストとして豪華声優陣が集結。「SUPERGIRL/スーパーガール」や「猿の惑星/キングダム」をはじめとする海外映画やドラマの吹替、そして「東京リベンジャーズ」「ダイの大冒険」などのアニメ作品でも活躍する小松未可子がイングリッドの吹替を担当。またジョンの吹替を務めるのは、「呪術廻戦」の七海建人役、「ONE PIECE FILM RED」ゴードン役などの人気アニメにも出演し、洋画吹替、ナレーターなどの声優業・舞台や映像の俳優業を中心に、映像監督や作品プロデュースなどもおこなう津田健次郎。 さらに、イングリッドの恋人・マークをアニメ「BLEACH」や「ゴールデンカムイ」「NARUTO -ナルト-」など数々の人気作で活躍する伊藤健太郎が、ナッシュ刑事をアニメ「名探偵コナン」の沖矢昴役や「BLEACH」の朽木白哉役、「SLAM DUNK」の三井寿役などを演じた置鮎龍太郎が、イングリッドの親友・スザンヌを、数々の海外作品の吹替やアニメ、ゲーム、ナレーションなど幅広く活躍している高橋雛子が演じる。緊迫感のある物語に加え、実力派声優たちによる吹替も、本作の見どころの一つつと言えるだろう。 ■ジョンからの電話の直後に死亡事故が発生…ジョンの関与を疑うイングリッド 優秀な法廷弁護士のイングリッド・ルイス(エマ・アップルトン)は、元恋人からストーカー行為で訴えられた実業家ジョン・ウェブスター(コリン・モーガン)の弁護を引き受ける。その後、裁判に勝利したイングリッドは婚約者がいるにもかかわらず、ジョンと親密な関係に。やがて関係を終わらせようとするイングリッドだったが、ジョンに付きまとわれるようになってしまう。そんな中、イングリッドの家が原因不明の火事に見舞われ、ジョンの仕業なのか事故なのか真相が分からぬまま時が過ぎていく。 それから1年が経過したある日、ジョンから突然「君に危険が迫っている」と電話がかかってくる。その直後、イングリッドが貸した赤い傘をさしていた職場の同僚が車にひかれて死亡する事件が発生。ジョンが関与していると疑うイングリッドに、「君を守れるのは僕だけだ」と言って近づくジョン。イングリッドはジョンを信じて良いものか悩みながら、真相を突き止めるために奔走するのだった――。