日韓外相が電話会談 韓国軍輸送機でイスラエルから出国希望の邦人退避に謝意伝える
日テレNEWS NNN
上川外務大臣は、韓国の朴振外相と電話で会談し、イスラエルから出国を希望した日本人が、韓国軍の輸送機で退避できたことに、謝意を伝えました。 上川外相 「イスラエルからの邦人出国に際し、韓国政府から支援を頂いたことについて、率直に心からの感謝をお伝えしたものであります」 イスラエル軍とイスラム組織「ハマス」との武力衝突を受け、韓国政府は、イスラエルから韓国人163人を軍の輸送機で退避させました。その際、日本人とその家族51人らも同乗させ、輸送機は、14日夜、ソウル近郊の空港に到着しています。 電話会談で両外相は、「引き続き緊密に意思疎通を行い、自国民の出国に関して、お互い協力していく」ことなども確認しました。 上川外相は会談後、記者団の取材に対し、14日時点でイスラエルには1000人以上の日本人が滞在していることや、各国との連携を強化するため、中東和平担当特使の上村政府代表を周辺国に派遣することを明らかにしました。