NHK党立花氏公開のデータ、兵庫県が第三者委員会設置「年度内取りまとめを目途に調査」
兵庫県の斎藤元彦知事は8日の定例会見で、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首らが、斎藤氏の疑惑などを告発した元県幹部の男性=昨年7月に死亡=が公用パソコン内に保存していた情報だとして交流サイト(SNS)上などで公開したデータに関し、経緯などを調査する第三者委員会を設置したと明らかにした。設置は7日付。 【写真】斎藤氏「ずっと一人ぼっち」雨中の演説で本音ポツリ 昨年11月下旬、立花氏が男性が公用パソコン内に保存していた私的情報とされるデータをSNS上に公開。斎藤氏は12月26日の定例会見で、今年1月中に設置する意向を示していた。 8日の会見で、斎藤氏は今月7日に県保有情報の管理を担当する法務文書課が県弁護士会から弁護士の推薦を受け第三者委を設置したと説明。公開されたデータの県保有情報との同一性の確認のほか、今回の情報漏洩(ろうえい)自体が公益通報に該当しないかどうかの評価などを調べるとした。 スケジュールについて、斎藤氏は「年度内の取りまとめを目途に調査を進めていく」と説明した。