GWの中3日、学校も休みにすべき? 連休制度導入の市に「悲鳴」と「賞賛」
鳥取市の取り組みについて山田進太郎D&I財団 COOの石倉秀明氏は「保護者と児童、学校の先生の休みはトレードオフというか、どちらかが休むと一方にしわ寄せが行くような状況にある。これは会社も同じで、子育てをしながら働く親を一部では“子持ち様”などと揶揄し、子を持つ社員が休むことで周囲に負担がかかってギスギスすることも。きっと、『ゴールデンウィークの中日3日は一斉に休みましょう』と定めても一般的な休日に働く職業の人はいるため、すべての問題は解決しないだろう」と指摘。 その上で「個人的には、家庭の状況や学校の先生の都合で普通の日にガンガン休めばいい」と提案した。 「例えば平日の火曜日、水曜日に両親が休みの家庭であれば、火曜日と水曜日のどこかのタイミングで子どもも学校を休んで土日にオンラインで録画された授業を見るなどの方法もあるだろう。平日は絶対に休んじゃいけない、学校の先生もずっと校内にいなくてはいけないという固定観念から離れた方がいい。僕が小学生だった時に住職の担任がいたが、法事の際には自習になり『先生でも用事があったら休んでいいんだな』と受け取っていた。学校の先生も授業のある日に有休を取る、午前中に病院に寄って午後から来るなどが普通にできる社会をどう作るかの方が重要なのでは」 (『ABEMAヒルズ』より)