ヤンキースのエース右腕コール右肘炎症から20日に復帰登板 本拠地でオリオールズと首位攻防戦
右肘の炎症で開幕から離脱しているヤンキースのエース右腕ゲリット・コール(33)が、19日(日本時間20日)の本拠地オリオールズ戦で復帰することが決まった。17日(同18日)、MLB公式サイトなどが伝えた。 昨季サイ・ヤング賞に輝いたコールはオープン戦の登板後にリカバリーに違和感を覚え、MRI検査を受けて炎症が判明。5月4日からブルペン投球を再開し、今月4日からマイナーの試合でリハビリ登板を行っていた。マイナーでは3試合に投げ、計12回1/3で6安打2失点(自責1)、19奪三振、防御率0・73だった。 ヤンキースは今季50勝24敗で両リーグ勝率トップ。チーム防御率3・07はメジャー1位で、特に先発陣はルーキー右腕ヒルを筆頭に好成績を残している。だがア・リーグ東地区で2位のオリオールズも好調で、その差はわずか1・5ゲームしかなく、復帰戦が首位攻防戦となるコールには大きな期待がかかっている。