内島萌夏 四大大会初の3回戦進出ならず、世界2位サバレンカにストレート負け<全仏オープン>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク83位の内島萌夏は第2シードで同2位のA・サバレンカに2-6, 2-6のストレートで敗れ、四大大会初の3回戦進出とはならなかった。 【内島萌夏vsサバレンカ 1ポイント速報・結果】 22歳の内島は今月出場したツアー下部のITF大会で3週連続優勝を成し遂げ今大会を迎えると、予選3試合を勝ち抜き大会初の本戦入り。 勢いそのままに臨んだ本戦1回戦では予選勝者で世界ランク302位のI・ブリージョ エスコリウエラ(スペイン)を6-1, 6-1のストレートで破り四大大会のシングルスで初白星を挙げた。また、内島はこれで公式戦マッチ19連勝とした。 対する26歳のサバレンカは今季の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)チャンピオン。全仏オープンに出場するのは7年連続7度目で、最高成績は昨年の4強となっている。 第1セット、第6ゲームでブレークポイントを握られた内島。1度は凌いだものの最後はリターンエースを決められ先にブレークを許す。その後もサバレンカの強打に苦しむと第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、先行される。 続く第2セット、第4ゲームでブレークを許した内島。第7ゲームでは40-0としブレークバックのチャンスを4度掴むもサバレンカに凌がれ活かすことができず。その後はブレークを返すことができず、第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、1時間2分で力尽きた。 勝利したサバレンカは3回戦で世界ランク39位のY・プチンセワ(カザフスタン)と同139位のP・バドサ(スペイン)の勝者と対戦する。
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