映画「ウィキッド」主演のシンシア・エリヴォ、次は「X-MEN」のストームを演じたいと明かす

映画「ウィキッド」主演のシンシア・エリヴォ、次は「X-MEN」のストームを演じたいと明かす

映画『ウィキッド ふたりの魔女』で主人公の1人エルファバを演じるシンシア・エリヴォが、次の夢はマーベル・スタジオの映画で「X-MEN」のストームを演じることだと明かした。 エリヴォはNational Board of Reviewのインタビューで、これまで以上にストームというキャラクターの深みと「心の葛藤」を探求したいと語った。ストーム（本名オロロ・マンロー）は天候を操る力を持つミュータントで、X-MENでも特に人気の高いメンバーだ。 「本当にストームを演じてみたいですね」とエリヴォは言っている。「軽々しく言っているように聞こえるかもしれませんが、彼女の偉大さや、彼女が抱える心の葛藤のすべては明らかになっていないと思うんです。なので、そういったことができるところがあると思います」 『ウィキッド ふたりの魔女』では、のちに「西の悪い魔女」となるエルファバ・スロップをエリヴォが、「北の良い魔女」となるグリンダをアリアナ・グランデが演じている。同作は高い評価を受けており、公開週末の世界興行収入は1億6420万ドル（約260億円）に達した。その結果として、2025年のゴールデングローブ賞では興行成績賞を受賞している。 マーベル・シネマティック・ユニバースを手がけるマーベル・スタジオは現在、「X-MEN」の新シリーズを検討していると思われる。ストームは、20世紀フォックスの映画シリーズでハル・ベリーが演じたことで有名。その後、アレクサンドラ・シップが『X-MEN：アポカリプス』でこの役を引き継いだ。しかしその後、MCUの成功もあって、フォックスによる「X-MEN」のユニバースは停止状態に。昨年の大ヒット作『デッドプール＆ウルヴァリン』がシリーズに別れを告げるような作品となった。 昨年11月、マーベル・スタジオの社長を務めるケヴィン・ファイギは、「これからの数本の」MCU映画に「X-MEN」のキャラクターが登場することを予告。今後数本のMCU映画で「みんなが知っている『X-MEN』のキャラクターたち」を目にすることになるだろうと述べたが、それがどのキャラクターなのか、またどの映画なのかは明言しなかった。なお、「ファンタスティック・フォー」の新作映画『The Fantastic Four: First Steps（原題）』は今年7月に米国公開予定となっている。 X-MENをMCUに迎えることについて、ファイギは次のように付け加えている。「次の映画数本で、皆さんがご存知の『X-MEN』のキャラクターたちが登場し、それが続くことになると思います」 「その直後に、『シークレット・ウォーズ』のストーリー全体が私たちをミュータントとX-MENの新時代へ導くことになります。繰り返しになりますが、夢のひとつが実現します。ついにX-MENが戻ってきます」 Image Credit: TheStewartofNY/FilmMagic