国頭に不時着の米軍ヘリ 基地に戻る/知事「再発防止に不信」
国頭村の民間地に不時着していた、普天間基地所属のアメリカ軍のヘリが、15日午後、現場から離陸し基地に戻りました。 塚崎記者「国頭村辺戸岬上空です。不時着したグレーのアメリカ軍のヘリの姿が確認できます」 きのう午後5時ごろ、国頭村の辺戸岬からおよそ1.6キロの場所に普天間基地所属のアメリカ海兵隊のUH1ヘリが不時着しました。不時着地点は民間地で県警やアメリカ軍が規制を張り、現場に隣り合う国道58号も一時通行できなくなっていました。 常住記者「午後1時です。不時着していたアメリカ軍のヘリコプターが大きな音を響かせながら離陸します」 午後1時ごろに現場を離れた不時着機とみられるヘリはおよそ30分後、普天間基地に着陸しました。 ヘリの不時着を受け、玉城知事はきょうの会見でこのように強調しています。 玉城知事「このような状況が再び三度発生していることは、再発防止に対しての強い不信感を抱かざるを得ない」 中谷防衛大臣「米側に対して、安全管理が万全を期すよう求めてまいる」中谷防衛大臣も会見で認識を問われ、「米軍機運用では安全確保が大前提」と強調しました。