【キーマカレーのアレンジレシピ】 いんげんと生姜のキーマカレー そぼろといんげんの食感の対比が癖に
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.135 いんげんと生姜のキーマカレー
唐突ですが……いんげんをたっぷり入れたキーマカレー、大好きなんです。肉そぼろと食感の対比がいいんだなあ。今回は粗く刻んだ生姜をハードにきかせて作ります。 いんげんは冷凍品を使いました。すぐに使えて便利、解凍せずそのまま刻んで調理してOKです。 ■材料(1人分) ・合いびき肉:100g ・いんげん(冷凍):10~12本 ・生姜:10g ・ケチャップ:大さじ1 ・カレー粉:小さじ1 ・クミンパウダー:少々(2ふり程度) ・黒こしょう:適量 ・ごはん:1膳分 ■作り方 (1) いんげんは1センチ幅に刻む。生姜は洗って水気をふき、皮つきのまま5ミリ角程度に刻む。 (2) フライパンに合いびき肉、生姜を入れて中火にかけ、炒める。 (3) 全体に赤みが消えたら、いんげん、クミンパウダーを加えてさらに炒め、ケチャップ、カレー粉も加えて1分ほど炒める。 (4) 器にごはんを盛り、(3)をのせて黒こしょうをふる。 合いびき肉から脂が溶け出るので、サラダ油などをひく必要はありません。さっぱり食べたい人は、キッチンペーパーで軽くフライパンの中をふいてから、いんげんを加えてください。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司