5つの味が楽しめる! 北陸の駅弁5社×横浜駅弁・崎陽軒の北陸シウマイが入った「北陸新幹線弁当」とは?
【ライター望月の駅弁膝栗毛】 「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。 【写真全11枚】福井駅前の恐竜
北陸新幹線が福井・敦賀まで開業して間もなく1週間となります。東京からのアクセスや北陸地方の間の移動は便利になった一方、名古屋・大阪からは敦賀駅での乗り換えを強いられることになりました。もともと、北陸地方とはつながりが強かった地域の皆さんだけに、1日も早い新幹線延伸が望まれるところです。とはいえ、福井・石川・富山を巡るのは、いままで以上に快適。早速、途中下車しながら、開業記念駅弁をいただいてみました。
北陸新幹線開業記念駅弁特集(第2回/全2回)
令和6(2024)年3月16日、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業しました。これにより、東京~福井間は最速2時間51分、東京~敦賀間は最速3時間8分で結ばれました。途中には小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、越前たけふの5駅が設けられ、東京から、福井市へのアクセスが大幅に向上した他、関西の奥座敷とも云われてきた加賀温泉、芦原温泉へ、関東から乗り換えなしで行けるようになりました。
開業に合わせ、日本鉄道構内営業中央会(中央会)金沢支部の5社と横浜駅弁・崎陽軒がコラボして、開業を記念した「北陸新幹線弁当」が販売されています。崎陽軒が開発した富山産のシロエビ、石川産のいしる、福井産のサーモンを練りこんだ限定の「北陸シウマイ」が3個と容器、商品名、1500円の価格が5社共通。弁当の構成は各業者の個性があふれ出ています。さっそく、各社の「北陸新幹線弁当」をイッキ見していきましょう。
【おしながき】 ・若狭梅と特産昆布の俵ごはん ・伝統寿司酢を使ったちらし寿司 オリジナルブレンド米使用(福井県産コシヒカリ、華越前) ・北陸シウマイ ・福井名物 鯖の塩焼き ・かしわの永平寺味噌炙り ・九頭竜舞茸と伝統打豆かき揚げ ・塩荘秘伝の出汁巻き ・福井の蒲鉾(蒲鉾始まりの地・敦賀) ・福井郷土料理 大野の厚揚げ煮 ・福井名物 名田庄漬