京都府立植物園の観覧温室で光のアート 開園100周年記念で
京都府立植物園(京都市京都市左京区下鴨半木町)で現在、ライトアップ「LIGHT CICLRS KYOTO(ライトサイクルキョウト)」が行われている。(烏丸経済新聞) 【写真】水の循環をテーマとしたライトアップ 同園は1924(大正13)年開園した日本最古の公立植物園。イベントは今年で開園100周年となることをの記念した事業の一環で行われる。日中の植物の姿からは想像できない「植物の世界」を光や音、プロジェクションの演出の中を来園者が周遊する。演出は、カナダ・ケベック州に本社を持つ「モーメントファクトリー」。 バナナやパパイヤなどを展示する「有用作物室」で展開する「MEMORY OF WATER」では、海の水が太陽の光で水蒸気となり、雲となって熱帯果樹に雨となって戻る水のサイクルを光で表現。 サボテンなど、乾燥地の植物を展示する「砂漠サバンナ室」では「(IN)VISIBLE」「FOREST FREQUENCIES」4つのテーマに分けて光や音、スモークを炊くなどの演出を加える。 開催初日には、文化庁の都倉長官や京都府の西脇知事や近隣の住民が招かれ、いつもと様子の異なる温室を楽しんだ。 開園時間は18~21時30分(最終入場 20時30分)。月曜定休。チケットは一般=2,500円、小中学生=1,200円(前売りは一般=2,000円、小中学生=1,000円)。12月26日まで。
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