大谷翔平、今季2度目の3戦連発なるか お得意レンジャーズ戦、先発は元同僚…日本人初快挙から5年
◆米大リーグ ドジャース―レンジャーズ(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日午前11時10分開始予定)、本拠地・レンジャーズ戦のスタメンに「2番・指名打者」で名を連ねた。11、12日(同12、13日)の同カードでは2試合連続本塁打を放っており、今季2度目の3試合連続本塁打となる18号に期待だ。 11日(同12日)は、6回の4打席目に、5試合ぶりの本塁打となる16号2ラン。「甘い球を最後、しっかりといい形で打てた。(3四死球など)その他の打席も基本的にはいい打席だったので、今日は良かったんじゃないかなと思います」とうなずいていた。12日(同13日)は、初回の1打席目に2試合連発の17号ソロ。2試合連続で右中間席にアーチを描いた。3試合連続本塁打となれば、5月4~6日(同5~7日)以来、今季2度目で自己最長タイとなる。 レンジャーズの先発はマイケル・ロレンゼン投手(32)。22年にはエンゼルスに所属し、大谷とも仲がよかった右腕だ。今季はここまで10登板で3勝3敗、防御率3・05。大谷は昨季の対戦では6打数2安打1打点で本塁打はなかった。フィリーズに所属した昨季は8月にノーヒットノーランも達成。6月の2登板は10回3分の2を投げて2失点のみの防御率1・69と調子を上げてきている。 エンゼルスでプレーしていた昨季までは同じア・リーグ西地区に所属していた対戦の多いレンジャーズとあって、これまで全球団で最多の21本塁打を放っている“お得意様”だ。また、2試合連続の盗塁を決めてメジャー通算102盗塁となると、松井稼に並んで日本人2位になる。 ちょうど5年前の6月13日(同14日)には、敵地・レイズ戦で日本人選手史上初となるサイクル安打を達成。今季大谷はここまで、チーム69試合中66試合に出場して、264打数82安打(リーグ4位タイ)の打率3割1分1厘(同4位)、17本塁打(同2位タイ)、44打点(同9位)、15盗塁(同8位)をマークしている。 また、この日の試合では、来場者に山本由伸投手(25)のボブルヘッド人形が配布される一戦。当初先発予定だった山本は15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦での先発となったため登板はないが、大谷のアーチで花を添えたいところだ。
報知新聞社