急カーブに豪雨・豪雪で通行止め…丹波の交通の難所・観音峠、「一致団結してバイパス整備求める」
京都府の南丹市と京丹波町は31日、「国道9号観音バイパス整備促進期成同盟会」の設立総会を町役場で開いた。今後、国に早期着工を求める。
南丹市と京丹波町にまたがる国道9号の観音峠は全長3・8キロ。観音トンネル(246メートル)は老朽化し、急カーブも多く豪雨や大雪などで通行止めとなることもある。このため、期成同盟会をつくり、全長2・9キロ(うち、トンネル1・2キロ)の直線道路の事業化を目指すことにした。
会長に就任した畠中源一町長は「今後、一致団結して一日も早い完成のため、一生懸命頑張る」と述べた。