地域を越えた連携強化へ! 県下17の消防団が集結 大規模災害に備え初の合同訓練
大規模災害に備え、地域の枠を越えて消防団同士の連携強化を図る訓練が、松山市で行われました。 陸上自衛隊小野演習場で行われた訓練には、県内17の市町の消防団員らおよそ180人が参加しました。 訓練は、震度6強の地震により市内複数の場所で火災や土砂災害が発生したとの想定で始まりました。 愛媛県では、大規模災害時の広域応援体制を強化するため、2020年3月に県と各市町、消防事務組合が「愛媛県消防団広域応援協定」を締結しています。 県下全域の消防団が一堂に会しての合同訓練は初めてで、参加者は放水や土砂崩れに巻き込まれた車両の救助などを行い、手順や相互の連携を確かめあっていました。 県は災害時の対応力強化に向け、今後も継続して訓練を行いたいとしています。