<挑め!心一つに・’24センバツ田辺>選手紹介/9止 /和歌山
◇大きなケガ無い柔軟性 泉仁乃(にの)選手(1年) 小学1年生の時、高校球児を描いたテレビドラマ「弱くても勝てます」を見て野球を始めた。「努力している姿がかっこよかった」と振り返る。野球の楽しいところは「最終回でも逆転があり、ドラマがあるところ」と説明する。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ポジションは二塁。柔軟性が持ち味で、風呂上がりに5分ほど行うストレッチが日課。大きなケガはこれまでほぼ無かった。夢に見た甲子園で「ファインプレーをして球場を沸かせたい」。 ◇切れるスライダー武器 垣本柊哉選手(1年) 小学校の6年間、硬筆を習っていたため達筆だ。「ピッチャーに挑戦したい」と高校から投手を始めた。指先が器用で、投手としてはスライダーの切れが武器。マウンドでは緊張することがあるが、練習試合で経験を積み、自信をつけている。 好きな野球選手は米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手。試合前には音楽を聴いてモチベーションを高めている。甲子園のマウンドは大観衆の中でだが「開き直って思いっきりやりたい」。