唐田えりか“話題作の舞台裏”インスタ投稿に衝撃。痛々しい“流血写真”にも「いいね!」が集まるワケ
急落したイメージを回復できたのはなぜ?
彼女の投稿に「いいね」や好意的なコメントが並ぶようになったのは『極悪女王』での熱演があってこそ。唐田は不倫騒動を受けての活動を休止以降、オーディションを経て3年ぶりに映画『の方へ、流れる』に主演しました。そして『極悪女王』の長与千種役もオーディションで勝ち取っています。 騒動前は棒読みの印象があった唐田ですが、オーディションを重ねた結果なのか「こんなに演技ができる女優さんになったのか」と驚きました。『極悪女王』で唐田が演じた長与は、主人公・ダンプ松本こと松本香(ゆりやんレトリィバァ)の同期。当初は松本とともに落ちこぼれで、可愛らしく友情を育みます。 しかし長与はデビュー直後からスター性を発揮。ベビーフェイス(プロレスにおける善玉を意味。ヒール=悪玉の対義語)として人気を集めるようになります。そしてライオネス飛鳥(剛力彩芽)と『クラッシュギャルズ』を結成し、国民的レスラーに上り詰めていくのです。 あどけない少女が、少しずつプロレスラーとして光り輝いていく様子。そして、ダンプ松本との「敗者髪切りデスマッチ」での、激しくも美しい戦いぶりには圧倒されました。これらの熱演が多くの視聴者の心を打ったことは明らかです。アンチコメントの嵐から一変、SNSには彼女の女優魂を感じた人たちによる好印象のコメントが目立つようになりました。
坊主頭も厭わない、体当たりの役作りにはリスペクトしかない
前述のインスタグラムストーリーズのアーカイブには「肉体改造」と「練習動画」が残されており、唐田の役作りを垣間見ることができます。2021年のオーディション以降の軌跡をたどると、彼女がどれだけの熱意をもって長与千種というプロレスラー役に向き合ってきたのかを感じます。その決意と情熱を想像するだけで、胸が熱くなりました。 唐田は長与千種本人との対談*1 で、オーディションに挑む際、長与の過去のインタビュー記事や当時の動画を見て長与役を志願したことを語っています。劇中で坊主になるという条件も「また髪は生えてくる」と厭わなかったという彼女の決意が本物だったことは、作品を観れば明白です。