2027年をめどに引退するJR西日本の新幹線車両「500系」が、最後の全般検査を終え、7日、記念の式典が開かれました。 【写真で見る】500系新幹線　最後の全般検査 7日午前、福岡県那珂川市の博多総合車両所では、「500系」新幹線の最後の全般検査を記念した式典が開かれ、JR西日本の従業員ら約100人が参加しました。 1997年にデビューした「500系」は、日本初の最高時速300キロを実現し、「ロングノーズ」と呼ばれる先端部分が細長い車体が多くの人に親しまれてきました。 しかし、老朽化が進んだことから、2027年をめどに運行を終える予定です。 JR西日本は、今後「N700系」への置き換えを進めていく方針です。