開志国際がリベンジ、前年王者・日本航空に18点差の快勝【北部九州インターハイ2024/高校バスケ】
スタートダッシュに成功した開志国際が逃げ切り
8月6日、北部九州インターハイ2024男子3回戦で開志国際(新潟)と前回王者・日本航空(山梨)が対戦。開志国際は1Q25-12という好スタートを切ると、日本航空の留学生No.23 オルワペルミ ジェラマイアをうまく抑えてリードを広げ、83-65で勝利し、昨年の借りを返した。 【表】『北部九州インターハイ2024』男子トーナメント表 両者は昨年、準決勝で対戦し、日本航空が88-76で勝利。勢いのまま頂点に登り詰めた。まずいいプレーを見せたのはリベンジを狙う開志国際、No.14 ネブフィ ケルビン シェミリーがリバウンドから決めると、No.6 千保銀河がフローターを成功。さらにNo.14シェミリーのダンク、No.5平良宗龍のコーナー3Pと続く。一方、日本航空はNo.23ジェラマイアがゴール下でさすがの強さを見せると、No.58 中西哲太が2本のスリーを成功。残り5分を切ったところで開志国際の15-12となる。昨年同様、圧倒的なスピードが魅力の開志国際はその後、No.4清水脩真の速攻、No.14シェミリー、No.5平良のスリーで追加点。25-14と2桁差を作って1Qを終えた。 2Q、日本航空はティップインにバスケットカウントとNo.23ジェラマイアの調子が上がってくる。しかし、No.5平良のレイアップ、No.13 髙橋歩路の3Pシュートと確率よくシュートを決める開志国際がじりじりとリードを広げ、残り3分半、No.6千保の3Pシュートで20点差に。悪い流れを止めるべく、日本航空はNo.23ジェラマイアを下げ、200cmNo.88 ジャキテ ザカリア モリバを投入するが、開志国際の勢いは止まらない。このクォーター27-10とした開志国際が52-24とリードして折り返した。 流れを変えたい日本航空は3Q、No.23ジェラマイアが攻防で活躍。するとNo.30大道一歩、No.58 中西して連続3Pシュートを沈め、残り5分で17点差まで縮めた。流れが悪い開志国際はNo.6千保のスリーで連続失点を止めたが、日本航空No.23ジェラマイアにリバウンドを支配されて得点が伸びない。3Qは日本航空の23-13。開志国際の65-47で4Qを迎えた。 4Qは開始2分半無得点に。その均衡を破ったのは開志国際No.6千保。No.23ジェラマイアのブロック越しにフローターを決めると、No.4清水もコーナー3Pを決めた。その後、No.5平良が3Pシュート2本、ミドルジャンパーを沈めるなど着実に追加点。日本航空はNo.30大道、No.23ジェラマイアを中心に最後まで攻めたが、点差を縮めるのがやっと。開志国際が83-65で勝利し、昨年のリベンジを果たした。