東京V城福浩監督「気の抜けたプレーだけはしないという意味では選手は持てるものを出してくれた」…Rソシエダードに0―2
東京Vの城福浩監督が、Rソシエダードとの一戦を終え、課題と収穫を口にした。 リーグ戦の主力をほぼベンチから外したチーム編成で臨み0―2で敗戦したが、先発には18歳のMF山本や25年から加入が内定している東洋大のMF新井ら若手メンバーが名を連ねていた。貴重な経験を積んだ一戦を終え、試合後の会見で指揮官は「最後際どい勝負に持ち込みたかったですけど、リーグ戦のレギュラーを入れなかったのは私の決断ですし、最後経験だと思ってユースの選手を入れたのも私の決断。0―2のスコアで終わったのは私の責任。選手は頑張ったので、手応えを結果として連動させて感じさせられなかったのは私の責任。今日多くの方が来て頂いて、気の抜けたプレーだけはしないという意味では、選手は今持てるものを出してくれたと思います。今日の経験を今日出たメンバーはリーグ戦に絡んでいけるように、絡ませてあげられるようにしたい」と前を見据えた。 また、Rソシエダードの日本代表MF久保について聞かれると「引き立て役になるのかという風に(選手を)送り出したので(東京Vの)サイド(の選手)は相当頑張った。ただ、それでも決定的な仕事をしてくるという技術の高さは、選手がいい刺激を受けたんじゃないかなと思います」と話した。
報知新聞社