【解説】“裏金議員”公認問題 石破内閣、スタートから難題に直面
日テレNEWS NNN
就任から一夜が明けた2日、石破政権が本格始動しています。これからどう進んでいくのでしょうか。日本テレビ政治部官邸キャップ・平本典昭記者が3つの疑問について解説します。 1.石破内閣が○○で本格始動 2.石破さん変わった? 就任会見で 3.どうなる? “裏金議員”の公認問題 鈴江奈々キャスター 「まず1つめですが、初日からいろいろな動きがありましたね」 政治部官邸キャップ 平本典昭記者 「朝はアメリカ・バイデン大統領との日米電話首脳会談から始まりました。ある情報が入ってきています。ここでクイズです。首相の昼ご飯シリーズ、1日の岸田首相はシメラーということで『みそラーメン』でしたが、2日の石破首相のスタート、昼ご飯はいったい何が用意されたと思いますか? ちょっと選択肢が多すぎるので、ヒントは『○○定食』だったそうです」 鈴江奈々キャスター 「これはガツンと気合を入れるために、しょうが焼き定食とか?」 平本記者 「すごい、正解です。しょうが焼き定食だったそうです。キノコ、タマネギがたっぷりだったそうです。石破さんは、総裁選期間中は忙しく、コンビニのパンなどを食べる日が多かったようですけれども、関係者によると、定食は久しぶりだったと聞きました。さて、石破政権はスタートから難題に直面しています」
鈴江キャスター 「2つめの疑問に移りますが、石破さんは1日の午後9時ごろから就任会見を行いましたが、何か見えてきたものはあったんでしょうか?」 平本記者 「就任後初の会見、私も行きましたが、一言で言うと『安全運転』だったという印象です。記者からの質問は、解散のタイミングをめぐって、なぜ方針転換をしたのかというのが多かったです。石破首相から明確な答えはありませんでした」 「今、与野党から、石破氏が首相になった途端に『石破カラーを封印しているのでは』という声が出ています。これまで石破さんのよさは『自民党の論理』でなく『党内野党的』な立場で『正論』を発言してきたのに、今や『自民党の論理』にとりこまれている、そういった見方が増えています」