普通のサラリーマンの友人が「レクサス」を購入したそうです。「800万円」は必要だと思いますが、お金持ちでなくても買えるんですか? ローンなど利用しているのでしょうか?
「レクサス」は高級車のイメージがありますが、実際にレクサスRZは最高グレードだと1000万円を超える金額です。グレードを抑えても800万円を超えるので一般的な会社員が乗るには少しハードルが高いように感じます。それでは、一般的な会社員がレクサスを買うのは本当に難しいのでしょうか? そこで本記事では、レクサスRZの購入に利用できる減税や補助金、それをふまえて一般的な会社員がレクサスを購入できるかについて解説していきます。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
800万円のローンは一般的な会社員でも組める?
そもそも一般的な会社員が800万円の自動車ローンを組み、生活できるのでしょうか? 三菱UFJ銀行の自動車ローンでシミュレーションしてみると、800万円の借入で返済期間10年、適用利率1.5%だと月々の返済額は7万1833円です。 厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、一般労働者の月の賃金は平均で31万1800円なので、月の返済比率(7万1833円÷31万1800円)は23%になります。返済比率は20%から25%に抑えることが理想と考えられているので、800万円の借入はなんとか可能でしょう。 貯金していたお金を充てることで少しでも借入金額を減らし、返済額を抑えることができれば一般的な会社員でもレクサスも購入できます。
レクサスRZは最大約90万円の減税や補助金の対象
レクサスRZは、「リチウムイオン電池」を搭載している電気自動車で、レクサスで初の電気自動車になっています。電気自動車は購入時にかかる税金が減税になり、補助金の対象であれば実質的な負担を減らすことが可能です。 「レクサスRZ450e」の場合は、メーカーの希望小売価格は税込みで880万円となっています。エコカー減税で重量税が3万7500円、グリーン化特例によって自動車税が1万8500円の減税です。また、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」を申請することで85万円が補助されます。それだけでなく、自動車購入時の環境性能割が非課税です。 これらすべてを合算すると減税と補助金で90万6000円が優遇されます。希望小売価格は880万円ですが、実質的な負担は約790万円に抑えられるでしょう。