自民・木原選対委員長がUSスチール買収阻止に「非常に残念」トランプ次期大統領の理解得るため「メリット説明を」
FNNプライムオンライン
自民党の木原誠二選挙対策委員長は5日、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演し、日本製鉄によるアメリカの鉄鋼大手・USスチールの買収計画に対し、バイデン大統領が禁止命令を出したことについて「非常に残念だ」と述べた。 また、バイデン大統領が買収阻止の理由に国家安全保障上の懸念を示していることについて「むしろ逆で、経済安全保障上の観点を考えれば買収は必要だったと思う」と強調した。 その上で「中国の鉄鋼の大量生産、世界的な支配に直面している。まさに日米で協力すべき分野だ。今後も政府として言うべきことは言っていかなければならない」と述べた。 さらに、買収についてはトランプ次期大統領も「全面的に反対」と表明している一方、木原氏は「メリットをしっかりとトランプ氏に説明をし、理解していただくことで、まだまだできることはあると思う」と述べた。 一方、石破茂首相とトランプ次期大統領との会談については、「個人的信頼関係を早めに作り、基本的な認識を早めに共有をすることは非常に重要だ。できる限り早くお会いいただくのがいいのではないか」と述べた。 木原氏は岸田政権で内閣官房副長官を務めている。
フジテレビ,政治部