新発売の「iPhone16」をゲット!「空箱は売れるから取っておくべき」と聞きましたが、本当に箱なんて売れるのでしょうか?
iPhone16が9月20日に発売され、これを機にスマホを買い替えた人もいるかもしれません。新しくiPhoneを購入すると、本体やUSBケーブル、SIMピンなど一式が箱に入った状態で手元に届きますが、中身を取り出したあとのその空箱に、売値がついて取引されていることを知っていますか。 本記事では、iPhoneの空箱が売れる理由や、販売価格の相場、空箱を売ることのリスクなどについて解説します。自宅にiPhoneの空箱が眠っている人は、ぜひ最後までお読みください。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
iPhoneの空箱が売れる理由は買取時の減額査定を避けるため
iPhoneの空箱は、メルカリなどのフリマサイトに出品され、実際に売買が成立しているケースが多数見られます。このようにiPhoneの空箱が売れる理由の一つには、端末を買取に出すときに、箱や付属品がセットになっていると減額査定を避けられる可能性があることが挙げられます。 具体的な買取サービス会社3つを例に、iPhoneの箱や付属品の有無によって買取の際にどのような違いが生じるかについて、紹介します。 ■A社 箱や付属品の欠品は買取価格に影響し、うち1点の欠品でもおよそ1000~2000円の減額となる可能性があります。箱があるかどうかも重視されています。 ■B社 具体的な金額は記載されていませんが、箱・充電器・ケーブル・イヤホン・SIMピン・ガイドなどがない場合、若干の減額になると案内されています。 ■C社 こちらも具体的な金額は分かりませんが、箱や付属品がないと減額もしくは買取ができない場合があることが明記されています。
iPhoneの空箱は1000円程度で取引されている
空箱に価値があることが分かりましたが、実際にどのくらいの価格で取引されているのでしょうか。2024年10月6日時点で、メルカリに出品されている空箱の出品価格は、300~3000円ほどでした(筆者調べ)。 成立した取引のうち比較的高値であったケースとして、空箱のみで1000円程度、空箱だけでなく購入時に同梱されている付属品までセットになったもので2000円程度の実例が見られました。付属品は空箱と同じく買取時の査定でプラスとなるため、箱とセットで販売するとより高値で購入されやすい傾向にあるようです。