「宗教虐待」の相談が1年半で47件 国の初調査で
児童相談所に寄せられた「宗教虐待」の相談が2022年からの1年半で47件にのぼることが国による初めての調査でわかりました。 【映像】国による「宗教虐待」初調査の結果 調査は全国の児相や学校にアンケート形式で実施しました。回答があった229の児相のうち、宗教が絡む虐待の相談は2022年4月からの1年半で47件あったということです。 2022年、国が公表した「宗教虐待」の指針を知っているかについては、医療機関で26.8%、全国の小・中・高校でも20%前後に留まっていることもわかりました。 「勇気を持って相談をしてきた2世を取りこぼさないという体制が作られれば」(調査協力もしたエホバの証人元2世・団作さん) 自身も虐待を受けてきた元宗教2世の男性は、周囲の大人が指針を知ることで子どもたちを守れると訴えています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部