【レシピ】蒸し鶏のっけ中華粥 夏バテ気味の体にじんわりしみる! お供をバイキング形式にして楽しもう
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.18 蒸し鶏のっけ中華粥
中華粥が大好きなので、結構な頻度で作ります。 ちょっと面倒ですが、お米からお粥を作るとすごくおいしい。もちろん、市販のレトルトのお粥でも美味しくできます。 トッピングをバイキング形式にして、相性を色々試しながら食べるのが楽しい。きょうはちょうど蒸し鶏があったので、その蒸し汁もスープに入れて頂きました。 最後に香りづけにごま油をひと回し。最後に一回しする油は葱油でもいいですが、この油でコクがグッと増して、ご馳走感が出てくるんです。 夏は冷たいものを取り過ぎて身体が冷えがち。 たまにはお粥を食べて、身体を温めましょう。 ■材料(1~2人分) ・米:1/2合 ・水:500ml ・塩:小さじ1/4 ・米油:小さじ1 ・スープ:鶏ガラスープの素小さじ1、水1カップ 【トッピング】 蒸し鶏、味つけザーサイ、フライドオニオン、温泉卵、香菜、ごま油など:適量 ■作り方 (1) ベースのお粥を作る。米は研いで水気を切り、塩、油と和える。 (2) 鍋に水を入れて強火にし、沸騰したら米を入れる。 (3) 再度沸騰したら、米が躍るような火加減で20~30分ほど、数度かき混ぜながら米粒が崩れるまで炊く。 (4) (2)に鶏ガラスープの素、水1カップを加え、再度沸騰したら火を止め、器に盛り、好きなトッピングをのせて頂く。 ベースのお粥は冷凍できます。一食ずつ小分けにして冷凍しておくと便利ですよ。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ