【速報】小林製薬「紅麹サプリ」巡る問題 健康被害の発症者数が去年11月以降に増加 大阪市調査 厚生労働省らが会見
小林製薬の紅麹サプリを巡る問題で、原因などを調査している厚生労働省と大阪市が午後5時から会見を行っています。大阪市が調査の結果、紅麹サプリを摂取し健康被害を訴えている人は去年11月以降に顕著に増えていると発表しました。 大阪市などによりますと、5月15日時点で健康被害を訴える2050件を調査したところ、健康被害の発症者数が去年11月以降に顕著に増加し7割と集中していることがわかったということです。 小林製薬の紅麹サプリをめぐっては、23日時点で、摂取した人のうち腎疾患などが疑われる5人が死亡し、278人が入院、医療機関を受診した人は1603人に上るということです。 4月には紅麹成分について厚生労働省と国の研究所が、健康被害の申告があったロットと申告がないロットの成分を分析し比較した結果、プベルル酸以外に、通常含まれない複数の物質が確認されていました。