男子バレー親善試合 日本B対ドイツ 岩手・紫波町で開催 世界レベルのプレーで魅了
岩手めんこいテレビ
現在(2024年6月17日時点)世界ランク3位で、パリオリンピックでメダルが期待されている男子バレー日本代表。 その予備軍と言える代表Bチームと、パリオリンピックにも出場する強豪・ドイツ代表による親善試合が15日に岩手県紫波町で行われました。 佐々木雄祐記者 「人気も実力もうなぎのぼりの日本代表男子チーム、その親善試合の会場には多くの観客が詰めかけています」 ファン 「福島から来ました。本当にこういう機会はめったにないので」 「東京から来ました。代表の試合をこんな近くで見られることないので楽しみ」 「盛岡から来ました。パワフルな試合を期待しています」 現在(2024年6月17日時点)世界ランク3位の日本男子バレー。 SNSのフォロワー17万人のオポジット・高橋慶帆選手(20)など、いつA代表に合流してもおかしくない選手たちのアピールの場ともなったこの試合。 相手は、パリオリンピック出場を決めている強豪・フルメンバーのドイツ代表です。 試合は第1セットから白熱しました。 1週間前、A代表の試合に出場したセッター・大宅真樹選手(29)が相手に的を絞らせないトスワークを見せる中、高橋慶帆選手がしなやかなフォームで得点を重ね、一進一退の攻防が続きます。 しかしここで39歳の世界的プレーヤー・グロゼル選手のサーブが火を噴きます。 連続サービスエースで流れを引き寄せ、このセットはドイツが奪います。 第2セットは日本がスーパープレーを連発しました。 好レシーブからの難しいトスを、アタッカー陣が前から後ろから次々たたきこみチームを勢いづけます。 後半には高橋慶帆選手のブロックも飛び出し、このセットを奪い返します。 セットカウント1対2で迎えた第4セットは、2023年A代表のセッター・山本龍選手(23)が、味方がブロックアウトを取りやすい絶妙なトスを上げるなど持ち味を発揮します。 最後はフルメンバーのドイツと地力の差が出て1対3で敗れましたが、世界レベルのプレーは集まった1000人のファンを魅了していました。 日本代表B セッター・大宅真樹選手 「(A代表入りの)チャンスがあればもちろんつかみに行く気持ちはありますし、今求められているのはBで結果を出すこと。Bに全力を注いでいます」 日本代表B オポジット・高橋慶帆選手 「ドイツは本当に高いブロックですし、その中での点の取り方は自分でもいい収穫だったと思うので、そこは継続してやっていきたい」 試合結果 (14日:日本代表B 2-3 ドイツ代表) (15日:日本代表B 1-3 ドイツ代表)
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