【移籍情報】ミラン、ボローニャの23歳の逸材ザークツィーの獲得へ「最大の山は越えた」と伊メディア…残る障壁は? | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】ミランは今夏、ボローニャに所属する23歳のFWジョシュア・ザークツィーの獲得に取り組んでいるが、ライバルが迫る中、急いで取引を完了させる必要がある。 【動画】ザークツィーがサンシーロのネットを揺らした瞬間!
37歳のオリヴィエ・ジルーが退団するミランは、後釜として、今シーズンのボローニャの快進撃を支えたジョシュア・ザークツィーをリストアップ。獲得の実現へ向けて交渉を続けている。イタリアメディア『Sky Sport』によれば、ミランはすでにボローニャに対して違約金4000万ユーロ(約68億円)の支払うことで合意に至っているが、オランダ人FWの代理人が要求する手数料1500万ユーロ(約25億円)が障壁となっている。 そこで技術部門の責任者であるジェフリー・モンカーダ氏がロンドン入りし、手数料の値下げを打診したとみられる。ザークツィー本人もセリエA残留を希望していることから、イタリアメディアは「交渉の最大の山は越えたとの確信がある」との見方を示している。 しかし英『Sky Sports』は、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドも、注意深く交渉の行方を見守っていると報道。特にガナーズは若手FWをターゲットとしていて、ザークツィーのプロフィールを気に入っていると見られている。現時点でプレミアリーグの2クラブは正式に獲得へ乗り出していないが、イタリアのメディアはこうした状況を踏まえ、プレミア勢が参戦する前にミランが「早く行う必要がある」と指摘している。 ザークツィーは今シーズン、チアゴ・モッタ指揮下のボローニャで公式戦12ゴール7アシストを記録。パウロ・フォンセカの監督就任が迫るミランにおいて、センターフォワードとしての役割だけでなく、ゲームメイクやラストパスの能力も期待されている。
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