阪神育成ドラフト4位・川崎 下克上へ決意の仮契約「一番下からなので、上がっていくことしかない」
阪神から育成ドラフト4位指名を受けた日本海石川の川崎が、金沢市内のホテルで入団交渉し、支度金300万円、年俸300万円で仮契約を結んだ。球団の24年ドラフトでは最終9番目となる指名。持ち前の負けん気の強さで“下克上”を果たすことを誓った。 「一番下からなので、上がっていくことしかない。負ける気は全くないです」 高卒で独立リーグの世界に飛び込み、5年間を過ごした。オフには練習の傍ら、ガソリンスタンドのアルバイトもこなした苦労人。芽が出ない間も契約を続けてくれた日本海石川には恩義がある。「ミリオンスターズの社長さんが僕を信じてくれていた。その思いを背負って頑張りたい」。まずは支配下登録を勝ち取り、育ててくれたチームに恩返しをする。