JR総武線（photoAC）

首都圏におけるJR東日本の路線で「借りて住みたい街」が多い人気の沿線はどこなのでしょうか。株式会社LIFULL（東京都千代田区）が運営する不動産・住宅情報サービス『LIFULL HOME'S』がこのほど発表した「賃貸物件の問合せが多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」によると、「総武線」が1位となりました。また、同路線の借りて住みたい街1位は「三鷹駅」（平均家賃：11万5094円）でした。 【写真】「JR総武線」の借りて住みたい街、1位は…？ 調査は、2023年1月～12月の期間に、同サービスに掲載された首都圏（東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県）の賃貸物件のうち、実際の問合せ数から選ばれた「借りて住みたい街ランキング」（TOP200内）の駅を路線別に集計しランキング化したといいます。なお、平均家賃は問合せのあった賃貸物件（1LDK）の中央値を40平米あたりに換算しています。 首都圏・JR東日本における「賃貸物件の問合せが多い鉄道路線ランキング」をまとめたところ、「総武線（千葉～三鷹）」（TOP200内ランクイン数：22駅）が1位となりました。 次いで、2位「京浜東北・根岸線（大宮～大船）」（同：21駅）、3位「湘南新宿ライン（栗橋～逗子／神保原～小田原）」（同：17駅）、4位「中央線（東京～高雄）」（同：16駅）、5位「山手線（東京～神田）」（同：13駅）が続きました。 総武線は、東京を東西に貫き千葉市内から三鷹市までを繋ぎ、ターミナル駅である「新宿」「秋葉原」を通っています。同路線について、問合せが多い人気の駅をまとめたところ、同社が発表した「借りて住みたい街ランキング首都圏版」で5位だった「三鷹駅」（平均家賃：11万94円）が1位となりました。同駅は、新宿エリアから西側に約20分の距離に位置する総武線の始発駅で、駅周辺にスーパーや商業施設、昔ながらの商店街が残り、買い物がしやすく、少し歩くと閑静な住宅街が広がり落ち着いた雰囲気がある街となっています。 続く2位には、JR内房線や外房線や千葉都市モノレールなど複数路線が利用できる千葉県の交通の要「千葉駅」（同：11位／同：7万9000円）がランクイン。駅周辺は商業施設が充実しショッピングや外食を楽しめるほか、閑静な住宅街に公園や図書館、病院などがあり、生活環境も整っています。 以降、3位は新宿まで快速で2駅とアクセスがよい「高円寺駅」（同：16位／同：12万3824円）、4位は総武線と総武線快速の2路線が利用でき、「秋葉原」や「東京」が15分圏内の「新小岩駅」（同：20位／同：9万6829円）、5位はJR中央線や井の頭線、路線バスなどが利用でき「新宿」までは約14分の「吉祥寺駅」（同：21位／同：11万9579円）がランクインする結果となりました。