ヤンキースのキャッシュマンGM、エース右腕コール契約延長に合意「生涯ヤンキースでプレーして欲しい」
エース右腕G・コールと4年総額1億4400万ドル(約220億円)で残留に合意したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、GM会議の会場ホテルでメディアに応対した。この日は、午後3時過ぎに現地入り。東時間午後5時の締め切り45分前に合意にこぎつけた後、中庭でメディアに対応した。 コールが3日にオプトアウトを行使した後、同GM、スタインブレナー・オーナー、ボラス代理人、コール本人を交え、交渉を重ねたという。「我々は彼に生涯ヤンキースでプレーして欲しいと願っているし、彼も残留を望んでいた。話し合いは前向きだった」と語り、28年以降の契約延長についても「継続して話し合っていく」と、ピンストライプで現役を全うすること目指している。 同GMはまた「我々は常に(先発陣を)強く構築しようとしている。FA市場のトップ選手を獲得するのは、難しいが、状況を見てみたい」と投手陣の継続的な強化を示唆。日本市場への興味を問われると「FAであれ、ポスティング制度であれ、詳細は言いたくないが、究極は、チームを強化するために可能なことなら、どんなことでもやる。今季は誇れるシーズンでもあり、悲しく、あと一歩及ばないシーズンでもあった。毎年そうだけれど、我々に出来ることは、すべてやり尽くす」と、貪欲に戦力強化を進める姿勢を示した。 「コールとジャッジ(外野手)を軸としたチームづくりを進めていく」と同GMはあらためて明言。コールが現状で2028年、ジャッジは2031年まで保有権を持つ。日本市場からの新戦力も視野に入れつつ、世界一奪還を目指す体制を整えていく。
報知新聞社