【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博問題に巻き込まれている。大谷の恩師でもあり、ロサンゼルス・エンゼルスの元監督であるジョー・マドン氏が、今回の騒動にショックを受けている様子を見せた。米メディア『ジ・アスレチック』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　大谷がメジャー挑戦を始めた2017年、同選手がエンゼルスと契約を結んだ時に水原氏も専属通訳として米国へ渡った。その後は二人三脚で歩み、大谷が二刀流スターへ成長するまで、水原氏が陰でサポートしてきた。水原氏はエンゼルスのチームメイトや監督など、全ての人々と大谷を繋ぐ連絡役だったこともあり、水原氏を信頼していた者もいる。マドン氏は、その中の一人であり、今回の騒動に大きなショックを受けているようだ。 　マドン氏は「その全てを読んだり、その全てを聞いた時、私は何も信じたくなかった。一平が翔平に不誠実という事実は、全く理解できず、全く想像さえしなかった。そして、私は動揺した。全体のことについて、私は心底動揺したんだ」と語っている。また、水原氏については「翔平と私を繋ぐ連絡役だった。だから、彼とは素晴らしい関係にあった」とし、大谷と水原氏の印象については「彼らは親友であり、切っても切れない関係」と述べた。