祝・復活優勝!西郷真央 大スランプを克服して「せごどん」はさらに強くなった!
11月12日に行われた「伊藤園レディスゴルフトーナメント」最終日の18番、西郷真央(22)はプロ通算6勝目を決定づけるパーパットを冷静に沈めると、「やっとだ……」と言わんばかりに天を仰いだ。 【画像】1年半ぶりの優勝! 小祝さくらと熱く抱擁する西郷真央の「弾ける笑顔」 「西郷はジャンボ尾崎氏(76)が運営するゴルフアカデミーの1期生です。プロ3年目の昨年3月にプロ初勝利を挙げると、そのまま前半だけで5勝。天才として脚光を浴びたのですが、その後はスランプに苦しみ、1年半もの間、優勝から遠のいていました」(スポーツ紙デスク) ゴルフ解説者の塩谷育代氏は、西郷の変化にいち早く気づいていたという。 「後半に入ってから、フェードを打つことを意識しすぎて体の動きがバラバラになり、ボールに力が伝わらなくなっていた。本来の実力とは程遠い出来でした。最終戦は、通算35オーバー。はたから見ていても痛々しかったですね」 クラブも握れないほど精神的に追い込まれた彼女を救ったのは、師匠だった。 「今年の春、ジャンボさんに『フェードにこだわらなくていいんじゃないの』と言われて、スイングのバランスや体幹の重要性を再確認したようです。西郷さんは、ジャンボさんに『ゴルフIQが非常に高い』と評される選手。これからさらに調子を上げるはずですよ」(塩谷氏) ″せごどん″が、ついに完全復活だ――。 『FRIDAY』2023年12月1日号より
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