「時間の使い方が下手な人」はコツがわかってない 勉強時間をつくれない人に、独学プロが教える
■たくさんの仕事を並行して行っている この日は一例ですが、だいたいこんな感じの日々を過ごしています。毎日の作業で行っていることは、受験生時代よりはるかに多いです。ですが、それほど忙しいという感覚はありません。むしろ、まだまだやりたいことがたくさんあります。 しばらくやめていた格闘技の練習も再開したいですし、民泊を始めるための物件探しもしたいです。最近、市役所前の広場を借りて屋台やキッチンカー、ステージパフォーマーを誘致し、数千人が来場するイベントの運営も始めました。地元の経済を活性化させるため、微力ではありますが力を尽くしたいと思っています。
私がたくさんの仕事を並行して行っていることに驚く人がいるかもしれません。 当然ですが、人間に与えられた時間は平等です。私の1日も24時間しかありません。だいたい私は24時半から1時の間に眠り、7時に起きています。夜は6時間半ほど眠り、眠くなったら昼寝をするので、平均すると1日の睡眠時間は7時間ほどになります。 そのほか、風呂、食事、子どもの世話に3時間30分、通勤時の運転に30分かかるので、仕事や趣味に使えない時間の合計は11時間ほどです。それを除くと、1日の可処分時間は13時間ほどになる計算です。
私の趣味は格闘技ですが、先ほども書いたように最近はほとんど通えていません。他に楽しみに使う時間は、ユーチューブを見たり、ゲームをしたりする程度です。平均すると、趣味に使っている時間は1時間ほどになるので、残った12時間を自由に使えることになります。これだけあれば、先述した仕事をすべて行っても、時間は余ります。アイデアを生み出すために余白の時間を残したいので、ボーッとして何もしない時間も多いです。
■時間を有効に使うコツ このように、時間を有効に使おうと思えば、24時間でたくさんのことができます。そのためには、いくつかコツがあります。 まず1つ目のコツとして覚えておくべきことは、時間はつくろうとしなければつくれない、ということです。仕事を終えて帰宅したあと、マンガを読んだり、動画を見たりなど、思い思いの時間を過ごしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 そうならないように、自分の可処分時間を把握し、重要な順に必要なタスクを組みこんでいくことで、やるべきことを行う時間を確保できます。