「素晴らしい仕事をしてはいない」ファン・ハールが古巣マン・U指揮する同郷テン・ハーグに…それでも「もっと時間が必要」
元マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、古巣を指揮する同郷のエリック・テン・ハーグ監督の仕事ぶりについて語った。 2022年夏にアヤックスからマンチェスター・Uに引き抜かれたテン・ハーグ監督。昨シーズンはプレミアリーグのトップ4フィニッシュを果たし、6年ぶりのタイトルとなるカラバオカップ制覇にチームを導いた。2年目となった今シーズンはFAカップ制覇を成し遂げた一方で、プレミアリーグではクラブワーストとなる8位フィニッシュ、チャンピオンズリーグの舞台ではグループステージ最下位で敗退した。 これを受け、テン・ハーグ監督へは厳しい目が向けられており、今年2月に正式に株主になったジム・ラトクリフ氏の下で今夏に解任される可能性が浮上している。 2014年から2シーズンにわたってマンチェスター・Uを指揮したファン・ハール監督は、同じくオランダ出身のテン・ハーグ監督についてイギリス『スカイスポーツ』で「（テン・ハーグは残留すべきかの問いに）もちろんだ」と話し、同クラブを指揮していた当時の自身の状況とも比較した。 「当時の私同様にもっと時間が必要だ。私もFAカップを制し、それまでの20年間は誰もFAカップを制していない。今、エリックはFAカップを制したし、1年目にはチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。彼を解任すべきだとは思わない。彼にはもっと時間が必要だ。しかし、私はより批判的にもなることができ、実際に彼はファンタスティックなことをしてはいない。彼のことをかなり批判することはできるが、彼は良い監督であることを示してきた」
