玉木氏の自治体に工作発言を批判 知事会長「地方が不信感」
全国知事会長の村井嘉浩宮城県知事は25日、「年収の壁」見直しに反対するよう総務省が自治体に「工作している」とした、国民民主党の玉木雄一郎代表の発言を批判した。東京都内で開いた知事会主催の全国会議の終了後、記者団に「地方が不信感を持つ。責任を持った発言をしてほしい」と述べた。工作は受けていないと改めて否定した。 会議では、ほかの知事からも反発が相次いだ。宮下宗一郎青森県知事は「私は総務省の指示で何かを決めることはない。知事会として厳重に抗議すべきだ」と主張した。 玉木氏は13日のテレビ番組で発言。事実関係は、村上誠一郎総務相らも否定している。