「怪しい車がついてくる」…台湾で尾行被害受けた韓国人チアリーダー
台湾プロ野球味全ドラゴンズのチアリーダーとして活躍するイ・ダヘさんが尾行などのストーカー被害を訴えた。 中国時報など台湾メディアによると、イさんは10日に台湾北部新北市の警察署をマネジャーとともに訪れ、尾行されたという被害事実を届け出た。 イさんは被害届提出後のインタビューで「尾行により本当に怖くとてもくやしくて届けを出すことを決めた。ファンに心配をかけて申し訳ない」と話した。 新北市警察当局はイさんの事件と関連して「ストーカー・いじめ防止法を適用してこの事件を受理し調査している」と明らかにした。また、関連容疑者2人を特定した。 現地警察はイさんの自宅周辺のパトロールを強化することにした。ただイさんは今回の尾行事件を受け自宅を移す予定だと台湾メディアは伝えた。 イさんは前日にフェイスブックを通じ、9日台北市内の百貨店で開かれた韓国・台湾親善バスケットボール試合に参加した後、会場を離れる時から自身の後を付いてくる身元未詳の女が乗った白い車を発見したと主張した。イさんによると、この車は1時間30分にわたりバイクに乗って移動するイさんを尾行した。尾行をやり過ごすためコンビニエンスストアの近くにしばらく停車したが、この車は近くを走り続け自宅に戻ることができなかったというのがイさん主張だ。イさんは「こうした行動が私生活を侵害した」と書いた。 イさんは2019年に韓国プロ野球の起亜タイガーズ所属のチアリーダーとしてデビューした。昨年韓国のチアリーダーとしては初めて台湾野球界に進出した。駐台北韓国代表部は7月にイさんを事務所開設後初めての韓国名誉広報大使に委嘱した。