多くのクラブが注目する21歳

オランダ代表としてEUROを戦うX・シモンズ photo/Getty Images

現在EURO2024にオランダ代表として参加しているFWシャビ・シモンズ（21）は今夏の去就が注目されている選手の1人だ。 ［動画］歓喜もつかの間……　X・シモンズ幻の先制点 バルセロナの下部組織で育ったシモンズは16歳の時にパリ・サンジェルマン（PSG）へ移籍。その後、PSGでプロデビューを飾るも、ネイマールやキリアン・ムバッペらスター集団のチームの中ではなかなか出場時間に恵まれず、2022年夏にPSVへの移籍を果たす。 PSVで出場時間を確保したシモンズは22-23シーズンには公式戦公式戦48試合で22ゴール12アシストの大ブレイク。将来を嘱望されていた才能がついに輝き始めた。すると、昨夏にPSGは買い戻しを行い、23-24はライプツィヒへレンタル移籍という形となった。再びチームを移すことになったシモンズだが、ライプツィヒでも輝きを見せる。公式戦43試合で10ゴール15アシストという素晴らしい成績を残し、自身の才能を証明した。 そんなシモンズはレンタル移籍を終え、PSGに一度戻ることとなる。しかし移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏によると、PSGに対して今夏にクラブを退団する計画があることを正式に伝えたという。ロマーノ氏は自身のXにて伝えている。来シーズン限りのレンタル移籍という形になるようだが、バイエルンやライプツィヒが獲得を目指しているとも報じている。 仏『L'Équipe』も以前、シモンズがPSGを自身が成長するには適していないと感じていると報じていたが、やはりPSG退団が濃厚のようだ。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、バルセロナも同選手の獲得に興味を持っているクラブの1つと考えられているが、ここ2シーズン素晴らしい活躍を見せるシモンズの新天地に注目集まる。