中日ドラ1・金丸夢斗が母校・関大で始動 父相手に元日からキャッチボール再開「焦らずに自分のペースで」
中日のドラフト1位ルーキー、金丸夢斗投手(21)=関大=が6日、大阪府吹田市の関大グラウンドで練習を公開し、年始から約2カ月ぶりにキャッチボールを再開したことを明かした。腰の完治を最優先にノースロー調整を続けていた左腕はキャンプインに向け「焦らずに自分のペースでやっていきたい」と周囲の動きに惑わされずに調整を進める。 ドラフト1位左腕が始動した。「いいスタートが切れました」と金丸。1時間ほどの入念なストレッチを行った後、約20球のキャッチボールなどで調整。そして、自身の現状を説明した。 「(腰の状態は)問題ないです。焦らずに、ですね。2月のキャンプインに向けて投げられる状態にしたいと思っています。1月の新人合同自主トレも自分のペースでやっていきたいです」
昨春の関西学生リーグで腰の骨挫傷を発症。10月22日の秋季リーグ最終戦に登板してからはノースロー調整を続けていた。12月の新入団会見翌日にメディカルチェックを受けた後は、球団から指示されたトレーニングやストレッチを欠かさずにこなしてきた。 元日から父・雄一さんを相手に、自宅近くの公園でキャッチボールを再開したという。「感覚は良いです。まだスパイクを履いてないので(力感は)5割までに抑えています。完璧に戻ったわけではないので、戻していくことを中心にやっていこうと思います」と新人合同自主トレが行われる1月も、体と相談しながら腕を振っていく予定だ。
中日スポーツ