かすうどんにシェフのたこ焼き…大阪の新ホテルに「珍ブッフェ」
5月23日にグランドオープンを迎える新たなホテル「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」。一足先に編集部が潜入すると、館内の「ブッフェ」に目が留まった。「ローカルフードをシェフがおもしろく提案しています」・・・え?どういうこと? 【写真】衝撃のスイーツも…そのほかのメニュー ◆ 「大阪城」のパノラマビューが満点のレストラン 「大阪城」にもっとも近いホテルとして、客室やラウンジ、フィットネスセンターからも壮大な城を臨むことができる同ホテル。朝・昼・夕食のブッフェがおこなわれている「レストラン SEN(千)」も、パノラマビューが広がっており、館内の雰囲気もあいまって「じっくりと城を見たい」人にももってこいだ。 そんな同レストランは、「OMOROI × FUZEI」をテーマにしたインターナショナルブッフェとなっており、担当者は「『おもろい』と『風情』を掛け合わせた贅沢な空間を意識しました。目の前には大阪城が広がり、そんななかでシェフがたこ焼きを焼いたりと、ローカルフードをシェフがおもしろく提案しています」と笑顔を見せる。 ◆ ミックスジュースや串カツもありまっせ! 一流ホテルにこのようなブッフェとはなかなか珍しい・・・とブッフェ台を眺めていると、「おもろいコーナー」という看板に気付いた。そこには紅ショウガなどさまざまな「串カツ」が並ぶとともに、シェフが熱々のたこ焼きを作ってくれる専用コーナーも設けられていた。ソースも大阪ブランドのものなど、数種類が備え付けられており、完成したたこ焼きは「船皿」に入れてもらえる。 さらに足を進めると、これまたライブキッチンがあり、「かすうどんのトムヤムクン風」を発見。「ひとつください」と言うとできたての状態で手渡され、「そちらのトッピングからお好きに盛り付けてくださいね」と、「かす」や「パクチー」が鎮座するコーナーが案内された。 また朝食では「自家製ミックスジュース」にライブキッチンでは「おにぎり」(トッピングはツナマヨ、岩のりに明太子・・・と豪華)が振る舞われたりと、同レストランを一言で言うならば「かなり分かりやすく大阪の食文化を具現化している空間」といったところだろうか。 このエンタメ満載なブッフェ、担当者に誕生秘話を訊いてみると、「実は奥の部屋に巨大なタコのイラストがありまして・・・アート担当が手がけたものなのですが、あまりにもインパクトがあるので、『それならたこ焼きも出したいね』という話になりまして。何度も協議を重ねて、この空間ができあがりました」とのことだった。 「レストラン SEN(千)」は宿泊者以外でも利用可能(朝食ブッフェを除く)。ランチブッフェは昼11時30分~、ディナーブッフェは夕方5時30分~。価格などの詳細は公式サイトを参照。