堀柊那＝西宮市の報徳学園グラウンドで２０２３年２月４日午後３時０分、大野航太郎撮影

　◆報徳 　◇「積小為大」で日本一へ　堀柊那（２年） 　強肩が持ち味の扇の要。投票で主将に選ばれ、約１００人の部員を声とプレーで引っ張る。「スタンドまで一体感のあるチームを作りたい」と、レギュラー以外の選手にも積極的に声をかける。 　中学時代は「兵庫夙川ボーイズ」に所属し、近鉄で活躍した水口栄二さんから打撃の指導を受けた。「水口さんが夏の甲子園で記録した１大会１９安打を抜かしたい」と目標を語る。強肩の捕手、甲斐拓也（ソフトバンク）に憧れ、送球の精度向上に取り組んできた。 　好きな言葉は「積小為大」。報徳学園で学んだ二宮金次郎の教えだ。「小さな練習の積み重ねが、甲子園での大きな成果につながる。頂点を取って、日本一の捕手になりたい」 ……………………………………………………………………………………………………… 　（１）１７９センチ・７９キロ（２）右・右（３）捕手（４）神戸市立鷹取（５）バレーボール ……………………………………………………………………………………………………… 　◆社 　◇投手陣との対話重視　西垣琉空（１年） 　１年生ながら秋季大会からレギュラー入りし、正捕手としてチームを支える。プレッシャーもあったが、隈翼主将（２年）が「ミスしてもいいから、俺についてこい」と支えてくれたことで、思い切ったプレーができた。 　先輩の投手陣に対し、試合中やブルペンで練習後に積極的に話しかけて、コミュニケーションを図る。投手それぞれの得意な球を把握し、配球に最大限生かすことには自信がある。 　秋季大会では、思うように盗塁を阻止できなかった。冬の間は遠投に取り組み、肩を強くすることを意識してきた。センバツでは「盗塁阻止率１０割」を掲げ、「自分が引っ張る気持ちで堂々とプレーしたい」と話す。 ……………………………………………………………………………………………………… 　（１）１７６センチ・６７キロ（２）右・右（３）捕手（４）神戸市立住吉（５）ユーチューブを見る ……………………………………………………………………………………………………… 　【メモの見方】（１）身長・体重（２）投・打（３）ポジション（４）出身中（５）趣味 〔神戸版〕