ベビーカステラ好きのギャルが脱サラしてキッチンカー開業!? 若者の愛車紹介!
クルマと若者の愛車を紹介するこのコーナー。今回はベビーカステラが好きすぎて、自分でキッチンカーを開業したという“ギャル”が登場。 【写真】ネオン看板のセンスが抜群! これがギャルが考えたキッチンカーだ!(全15枚)
CAR #03|日産 NT100クリッパー
愛車: 日産 NT100クリッパー オーナー: きゃすべび ■このクルマを選んだ理由は? キッチンカーの開業サポートを行っているBEE STAGEさんに探してもらった。 ■このクルマで気に入っているところは? ネオン看板(猫のシルエットは母親がデザイン)と、全体にちりばめた淡いグリーン ■キッチンカーの店舗名は? The Catstella Baby(ザ キャステラベイビー) ■キッチンカーをはじめた理由は? 開業方法の中の選択肢がキッチンカーだった ■キッチンカーをはじめてどれくらい? 2022年8月から ■キッチンカーをやってみて良かったことは? もちろん、ベビーカステラを毎日食べられること ■キッチンカーをやってみて苦労したことは? 女1人でやっているので、力仕事がキツイ瞬間がある ■普段はクルマに乗りますか? 家族がみんなで共有しているクルマに乗ります ■いま欲しいクルマはありますか? ジモティーでクルマとか物件見るのが好き。具体的な車種は決めてないけど、軽で乗りやすいのがあれば欲しいです。
マイ・キッチンカーを手に入れるために、クラウドファンディングに挑戦!
世の中にはキッチンカー開業をする人たちが増えているが、皆、どのような想いで立ち上げているのだろう? きゃすべびさんは、お祭りなどで食べられる「ベビーカステラ」が好きすぎて、屋台をハシゴしたり、大量に買ってゴハン代わりにしたり、会社でも焼き直して食べるほどベビーカステラ漬けの幸せな日々を送っていた。 しかし、コロナ禍の影響でお祭りの中止が相次ぎ、ベビーカステラを食べられないツラい日々が続き、ストレスは溜まる一方に……。その時ふと、自分のように“ベビーカステラロス”に陥っているギャルや、そもそも世の中にはベビーカステラを食べたことがないチビッ子もいるかもしれない、という想いが脳裏をよぎったという。 その後、きゃすべびさんは居ても立っても居られなくなり、自らベビーカステラを作る側になることを決心。会社を退職すると、思い切ってキッチンカーをリース契約。毎日ベビーカステラを食べられる喜びと、クルマをリースしてみて分かった使い勝手に苦戦しながら、リース契約満期まで頑張ったそうだ。 その後は会社員に戻るか悩んだものの、自分の理想のキッチンカーを手に入れるために今度はクラウドファンディングに挑戦! その結果、みごと支援者が集まりプロジェクトは成功、ついに「日産 NT100 CLIPPER」のキッチンカーを手に入れた。
ネオン看板がトレードマーク
日産 NT100クリッパーは、荷台長2030mmに加え、最小回転半径3.6mが軽キャブトラックでトップクラスで、燃費はリッター18.2km。荷台が広くて小回りも利くうえ、低燃費という、キッチンカーのベース車両としても人気が高いモデルだ。 きゃすべびさんが以前、不便に感じていた天井や作業台の高さに、車内温度、そして原状復帰が条件のリース車両と違って、マイカーなら思う存分カスタムもできた。 お気に入りは、3つのネオン看板と、淡いグリーンカラー。 はちみつ不使用でノングルテンの米粉を使用した、優しい甘さともちもち食感のベビーカステラを、今日も埼玉県のどこかで焼いていることだろう。
文=KURU KURA編集部