「今は悲しい母親役ばかり..」41歳の米俳優、ハリウッドで年齢を重ねることの“厳しい現実”を赤裸々に告白
2021年の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』以降、キルステン・ダンスト(41)は2年間、俳優業から遠ざかった。その理由について、「悲しい母親」役しかオファーされなかったからだと最近『マリ・クレール』で明かしている。 【写真】美しすぎる40代、俳優キルステン・ダンストの“透明感たっぷり”最新美貌ギャラリー 「私の年齢の女性にはあまりいい役が来ないのは確かよ」と彼女。それでも、「仕事を得るために、ボトックスやフィラーを使ってアンチエイジングするよう無理強いされたくはない」という(ちなみに最新作『Civil War』でも悲しい母親役を演じている)。 キルステンは昔から反逆児的傾向がある。アンチエイジングの前は、まっすぐな歯や、より純真な容姿が求められた。『スパイダーマン』に出演した時は、何の前触れもなく突然プロデューサーに歯医者に連れて行かれ、美容整形を受けるよう提案されたという。「私は、『嫌です、私は自分の歯が好きなので』と言ったわ」とイギリス版『GQ』で振り返っている。 そして、レッドカーペットでは明るい色を着て、あまり“ゴス”っぽく見えないようにしてほしいと言われたという。「私は全くそういうタイプではなかった。一度もアドバイスにはしたがわなかった」と彼女。 キルステンは今、若く見せるという大きな外見のプレッシャーに立ち向かっていているが、考え方は変わっていない。「私は、顔をめちゃくちゃいじって、変人みたいに見えるようにはならない。わかる? 私はそれより、年齢を重ねたことで得られる素敵な役を演じたい」 キルステンは年齢より若く見える人や、実際に若い人、SNS時代に育った人を羨ましいとは思わない。「私はとてもいい気分よ。彼らは自分というブランドをとても気にしているでしょ? すごく奇妙だわ。自分の顔を加工するとかね」 「誰でも人に対して自分の意見を言う。それを理解したり気にしたりするのは私のすることじゃない。ほとんどの人は何らかの印象を与えている。私は昔からほぼありのままの自分でいて、自分を偽らないから、人を困惑させるのかもしれない」
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