山崎育三郎の助六再び「儚く美しい世界に魅了され、いつかミュージカルに」と切望した『昭和元禄落語心中』で明日海りお&古川雄大と競演
落語界の愛と業を描くオリジナルミュージカルが、豪華キャスト×演出・小池修一郎さんによって誕生します。 【写真3枚】山崎育三郎、明日海りお、古川雄大が和製ミュージカルで競演 かねてから、日本ミュージカル界の発展のために「オリジナルミュージカルの創作は不可欠」とアピールし続けてきた山崎育三郎さん。 ドラマ『昭和元禄落語心中』(2018年・NHK)に出演した際、「ぜひミュージカルにしたい!」と思い立ち、同じ事務所に所属する明日海さんと古川さんに声をかけたことで実現した本作。 原作は、戦前から平成に至る落語界を舞台に人々の多彩な生きざまを描いた、雲田はるこさんによる同名の大ヒット漫画。2016~2017年にアニメ化、翌2018年にドラマ化され、いずれも大きな話題となりました。 天才肌で華のある落語家として注目を集め、豪放磊落な性格で周囲を魅了する初太郎(のちの助六)を演じるのは山崎さん。同役はドラマ版からの続投となり、その進化に期待が高まります。 繊細な性格で初太郎の才能に焦りを感じながらも精進し、のちに「昭和最後の大名人」と称される菊比古(のちの八雲)に古川さん。 初太郎、菊比古と懇意となり、その人生に大きく関わることになる芸者・みよ吉には明日海さんが決定。 抜群の歌唱力と演技力、圧倒的存在感で演劇界を牽引する3人が織りなす日本発のミュージカルは、2025年2、3月に東京・東急シアターオーブ。3、4月に大阪フェスティバルホールで上演され、福岡公演も予定しています。 このたび、山崎さん、明日海さん、古川さんからコメントが届きました。
<山崎育三郎&明日海りお&古川雄大 コメント>
<山崎育三郎&明日海りお&古川雄大 コメント> 山崎育三郎 1988年に小椋佳さん企画のオリジナルミュージカルでデビューした私にとって、日本オリジナルミュージカルを作ることは長年の夢でした。 これまで、ブロードウェイ、ウエストエンド、ウィーン、韓国、世界の名作ミュージカルが日本版として上演され、私自身も何度も素晴らしい作品と出合い、人生が変わるような体験をさせていただきました。 しかし、次々とミュージカル作品が生まれている世界に比べて、日本オリジナルミュージカルが生まれ難いのも現状です。 そんな中、6年前に出演したドラマ『昭和元禄落語心中』に出合い、この作品がもつ儚く美しい世界に魅了され、撮影中からいつかこの作品をミュージカル化したいと心に秘めていました。 そして、時が経ち、多くの皆さんにご協力いただき、ついに2025年に上演が決定いたしました。演出にはミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』『ロミオ&ジュリエット』でご一緒した小池修一郎さん、共演には信頼するミュージカル界の戦友・明日海りおさん、古川雄大さん。 これまでともに作品を創り上げてきたミュージカル界の素晴らしいクリエイターの皆さんに、集結していただきました。 2025年春、日本発のオリジナルミュージカルが誕生します。応援よろしくお願いいたします。 明日海りお 4年ほど前、山崎さんに「一緒にミュージカルをやりましょうよ!雄大も誘って!!」と声をかけていただいたときのときめきを、はっきりと覚えています。 そんな夢のまた夢のようなことが、来年の春に叶うことになりました。 お話をいただいて、原作の『昭和元禄落語心中』を一気に読み終えました。人の夢や流した涙が、雨や桜吹雪、畳やおしろいの香りに煽られて、絡み合い、むせ返るようなあの世界に生きられること、とても楽しみです。 私の演じる芸者のみよ吉は、今まで出合ったどの役とも違う感情が、体を駆けめぐりそうな予感がしています。 演出の小池先生、そして、お二人の素晴らしい先輩に必死についていきたいと思います。 ぜひお楽しみになさってください! 古川雄大 このたび、ミュージカル『昭和元禄落語心中』にて八雲役を務めさせていただくことになりました古川雄大です。 僕も山崎育三郎さん同様、日本オリジナルのミュージカルがもっと生まれてほしいと切に願っておりました。そんなときにお声がけいただき、日本ならではの原作にとても興味がわきました。 参加させていただけること、とても光栄に思っています。何より、同じ事務所の育三郎さん、明日海さんとともに、日本オリジナルミュージカルを生み出せることに大きな意味を感じております。 必ず成功させたいと思っていくなか、小池修一郎先生が脚本、演出ということで、間違いない作品ができ上がると確信に変わりました。 皆様に新しい世界をお届けできると想像するだけでワクワクがとまりません。 ぜひご期待、応援、よろしくお願いします。 最新情報は、ミュージカル『昭和元禄落語心中』公式サイトhttps://rakugoshinju-musical.jp/にて。
めざましmedia編集部