観光客増える大阪・心斎橋に初進出、京都の「抹茶ブランド」の象徴
京都・祇園に本店を構える宇治茶専門店「祇園辻利」と宇治茶専門店茶寮「茶寮都路里」が、「大丸心斎橋店」(大阪市中央区)に12月7日にオープンした。大阪の心斎橋エリアでは初の出店となる。 【写真】ここだけの限定パフェも登場 今夏から本館の大規模リニューアルを実施している「大丸心斎橋店」(大阪中央区)は、インバウンドの影響もあり海外の観光客数がますます増加。外国人客が多く集まるこのエリアで、同社は「宇治茶を通して、日本の象徴である京都を体感してほしい」と出店を決めたという。 店頭には石臼引き宇治抹茶をはじめ、ロングセラー菓子「つじりの里」や「ぎおんの里」、新商品「抹茶バターサンドラムレーズン」などの抹茶菓子の商品が幅広く並ぶ。さらに茶寮では、オープンの記念にちなんで同店限定パフェ「期一茶」(2500円)も誕生。パフェには伝統的な碾茶(てんちゃ)と呼ばれる抹茶の原料に加え、米粉使用の石臼引き抹茶クッキーやマカロンを使用し、和に洋の要素がプラスされた仕上がりに。 店での体験を自宅でもと、茶寮メニューで使用している器の一部を商品としても販売する。同店は「大丸心斎橋店」8階、営業時間は朝10時~夜8時(L.O.夜7時)。