「TBSドキュメンタリー映画祭 2024」が今年も開催! 坂本龍一、土井善晴らを追う作品から『戦場記者』須賀川拓監督の最新作まで全15作品を上映
2021年より開催されてきた「TBSドキュメンタリー映画祭」が、今年も開催される。この度「TBSドキュメンタリー映画祭 2024」の予告映像が公開された。 TBSテレビやTBS系列の各局の記者やディレクターたちが、歴史的事件や今起きている出来事、市井の人々の日常を追い、記録し、熱い思いと共に、テレビやSNSでは伝えきれない事実や声なき心の声を発信し続ける作品に出会える場として、2021年より開催されてきた「TBSドキュメンタリー映画祭」。 第4回の開催となる映画祭では、2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一による社会発信の歩みを描いた『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』、生き辛さを抱える時代に新たな暮らしの哲学を模索する料理研究家の情熱を見つめる『映画 情熱大陸 土井善晴』ほか、「ソーシャル・セレクション」「ライフ・セレクション」「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品が一挙上映される。 TBSテレビやTBS系列の各局の記者やディレクターたちがドキュメンタリー映画として世の中に発信を続けるブランド「TBS DOCS」全体のチェアマンである爆笑問題の太田光は、映画祭の2024年の開催に向けて「‟本気の人間は面白い”とあるぐらい、生々しい人間の色んな生き様というのはすさまじい。描かれている内容も、作品によって全然違う。人間を生々しく描くっていうのは、それだけ後にも残る。何か忘れられなくて、ずっと頭の中には残っていたりする。そういうものを観れるのが、TBSドキュメンタリー映画祭の素晴らしいところです」とコメント。 また太田は、2021年の映画祭発足以来、毎年中東に関わる問題作をエントリーし続けるジャーナリスト、須賀川拓監督の作品を例にあげ、「パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突によって注目を浴びたように世間一般的にはなっているが、今までも継続的に須賀川さんがレポートをしている作品を観てきた我々はずっと観察することができた。そういう意味では、凄く意義があると思います」と本映画祭の意義についても語った。 【上映作品】 『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』 『BORDER 戦場記者 × イスラム国』 『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』 『家さえあれば ~貧困と居住支援~』 『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』 『リリアンの揺りかご』 『私の家族』 『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』』 『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』 『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』 『映画 情熱大陸 土井善晴』 『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承~』』 『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』 『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』 『カラフルダイヤモンド ~君と僕のドリーム』 「TBSドキュメンタリー映画祭 2024」は、3月15日(金)より全国6都市にて順次開催。
otocoto編集部